Tuesday, August 12, 2014

危険なゲーム ドラゴンクエストX ゴールド神達成

Windows版のリリース日からハマっていたドラクエ10でゴールド神を達成しました。500万Gほど持っていて、裁縫のコツがわかってきたのでちょっとゴールド神になってやれと思ったのですが、最後はひたすらきじゅつしを縫い続けて無理矢理達成した感じです。

ドラクエ10は大変面白いと私は思いますし、職場でも結構やっている人は多かったのですが、危険なゲームだとも思っています。一日中その事を考えることができてしまうからです…。

家ではPC/Wii/Wii Uで遊べる。家の外でも、準備をしたノートPCがあれば非常に快適に遊べる。その他、PCさえあればWeb上でもいろいろなデータを見たりできる上、スマホからも多少の操作ができる…。会社の休憩室でスマホのお出かけ便利ツールを使ってデータをチェックしたり、畑に水をやったりと私の周りでもユーザーを離しません。また、もうすぐ3DS版も発売されます。拡張スライドパッドにも対応しているとのことですから、プレイ感もきっと良好でしょう。お昼休みやレストランなどでもゲームそのもので遊べるようになるわけです。ここまでいろいろな方法で一つのゲームに触れることができるというのはなかなかありません(PSO2がそのようなので、確認してみようと思います)。

ただ、それ故にユーザーをいつでもどこでも離さない、危険なゲームとも思います。

ところで、あることに気づいた時、他に同じ事を考えた人はいないかなと思ってネットを検索したのですが、残念ながら見つからなかったのでここに書きます。バージョン1.0のネタバレを含みます。

ドラクエ10は人間でゲームを開始し、序盤でエルフやオーガなど人間ではない種族に変わります。プレイヤーはいずれ人間の姿を取り戻すのですが、ここでシステム上、人間と非人間の種族を自由にスイッチできるようになります。そのようなデザインにした意図はおそらくプレイヤーから「種族の姿がよかったのに」という声があがることを想定したためでしょう。

しかし、外見が変わるのに、NPCの反応はまったく同じです。種族の姿の自分を知っているNPCは、外見が変わっても親しげに話してきます。この事についての説明は、何やら神のような超越的な存在からの声で「外見が変わっても、人々はあなたを同じ人物として認識します」といった短いセリフで説明されるだけです。

私はこの場面で興醒めしてしまいました。システムの都合でそうなっている事への説明としては、設定上無理がありすぎると感じたためです。

所詮ゲームなのですが、感情移入するためにはそれがゲームであり、システム上の都合をなるべく感じさせない方がいいと思うんですよね。例えばジュレットの酒場の上の、普通の人間ならば大怪我してしまうような高さから飛び降りても平気なことや、ジャンプの高さが普通の人間では飛べないような高さであることでは興醒めはしないんですよね。そういう世界観ができているためです。

ただ「姿形を好きな時に変えられるがNPCはその事に気づかず、今までどおりの反応をする」というのはこの世界観からも逸脱していると感じました。それでゲームを辞めるとかそういう事は考えませんでしたけどね。ゲーム全体としてはやっぱりとても面白いので。

これを感じた時に、周囲のドラクエ10プレイヤーにこの事を話してみたのですが、みなさんそういう事は考えなかったようで、盛り上がることはありませんでした><

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